仏教以外の葬儀
数珠を選ぶ際にまず考えるべきことは、宗派です。
あまり宗派にこだわる必要はありませんが、新しく購入するのであれば、自分の宗派に合ったものを選ぶようにしましょう。素材となると、その種類は膨大なものがあります。例えば、数珠には木を使ったものや天然木を使ったものなどがあります。市販されているものでよく耳にするのは、白檀やツゲ、屋久杉などの木でできているものがあります。中には、香りがついているものもあれば、彫刻が施されているものもあります。中でも見た目の美しさで人気があるのは、石で作られたものもあります。ローズクォーツやタイガーアイなどの天然石を使ったもので、現在では数珠に使われることが多くなっています。数珠ではありますが、日常的に持ち歩きたい方にも適しています。安価なプラスチック製のものも販売されています。プラスチックだと重厚感がないと思っている人もいるかもしれませんが、数珠の重さは関係ありません。数珠には様々な色や素材のものがあります。宗派によって数珠の色や素材が違うと思っている人もいるかもしれませんが、実はこれといって決まりはありません。自分の好きな色、好きなものを選ぶことができます。数珠の価格は100円から200万円以上のものまで様々で、中には100円で買えるものもあります。ロザリオの数珠を一生使いたいという方は、ある程度高価なものを選んだ方が良いでしょう。逆に、結婚したら新しい数珠を買い換えるほどの敬虔な信者ではないのであれば、1,000円以下のものを使っても問題はありません。大切なのは、数珠にどのような思いを込めたいのかということです。数珠は仏教特有のものです。キリスト教や神道の葬儀には必要ありません。仏教徒で、相手がキリスト教や神道の葬儀であれば、数珠は持っていきません。相手の宗教がわからない場合は、とにかく持参して現地で確認しましょう。仏教以外の葬儀であれば、カバンの中にしまっておけば大丈夫です。数珠と合わせてよく言われるのがロザリオです。ロザリオはカトリックの葬儀の場合に使用します。カトリック教徒でロザリオを持っている場合は持って行っても良いのですが、数珠だけを持っている場合は何も持って行く必要はありません。数珠だけであれば、何も買う必要はありません。
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